LYFAのデザイナー Bent Karlby・ベントカールビー
先日、デンマークの老舗照明メーカ「LYFA・リーファ」にについてご紹介しました。
前回の記事はこちら→「今注目の照明メーカーLYFA」

ベント・カールビーはLYFAを代表する主要デザイナーの一人です。
彼は20世紀のデンマークで最も生産的で多彩なデザイナーとして知られています。
1940年代にLYFAとのコラボレーションを開始し、その後40年近くLYFAとともに名作を世に送り出してきました。
彼のデザインは柔らかな光、有機的な形、特徴的なのぞき穴が特徴です。
今回はLYFAのデザイナーであるとBent Karlby・ベント カールビーとそのプロダクトについてご紹介します。
PEANUT・ピーナッツ-1946
画期的な光源として蛍光灯が普及した時代に、蛍光灯の効率優先で冷たい印象に嫌悪感をいただき、住環境にフォルムと光で柔らかさを醸し出すことをテーマに開発されました。
ミッドセンチュリーの時代感を最も感じるこのクラシックなランプの魅力は、なんといっても独特で有機的な曲線をもつ手吹きによる3層のオパールのガラスグローブです。


「NINOTCHKA・ニノチカ」ー1953
ニノチカはLYFAのアイコニック的存在として愛されています。
このランプのフォルムは1939年の映画「NINOTCHKA」でスウェーデン人のハリウッドスターであるグレダ・ガルボが身に着けていた帽子がインスピレーションとなっています。
シェードの下方からは直積的な光が、上部からはアンビエントライトを拡散します。
またアシンメトリーなシェードは回して位置を変えることで光の漏れ方やフォルムが変わります。



MOZAIK・モザイク-1959
モザイクは幾何学的な原理の基づいたシンプルで機能的な照明です。
シンプルな円錐形のシェードは効率的で快適な光をもたらし、シェードトップからほのかに溢れる光が真鍮製のシャフトを照らします。
様々なニーズに対応できる豊富なバリエーションがあります。




PAN・パン-1970
光が灯っていなくても存在感を放つパンは、さらに超越したデザインを生み出すというベント・カールビーの特殊な才能が発揮されたコレクションです。
光沢あるメタルチューブの内面から上下に流れでる光のリズムがこのスケール以上の存在感を醸し出しています。
PAN WALL 50/95では異なる長さと径のチューブを用いて壁面へのアクセントを提案しています。




ゴシック– 1970
GOTHICというネーミングはその通り12世紀から16世紀にかけてヨーロッパで隆盛を極めた建築様式に由来しています。
大きな尖塔とアーチを含む構造体が特徴であるゴシック建築のディティールがベント・カールビーの解釈によってこのコンパクトなフォルムに落とし込まれました。
高級感のある真鍮サテン仕上げの本体。漏れる僅かなに光が漏れる両サイドのスリットがカールビーらしい特徴を持ったデザインです。




エルゴ– 1971
1970年代のポップカルチャーや近未来を示唆したデザインムーブメントであるスペースエイジの影響を受けて誕生しました。
下方向への機能的な光に加え、オパールと半透明のふたつのガラスが織りなす透過光が周囲に柔らかな雰囲気をもたらします。
当時のシェードはプラスティック製で、カラーリングはポップなテイストでしたが、現代のLYFAコレクションでは高級感のある3層オパールガラスとシックな色調のクリアガラスの組み合わせにアップグレードされました。
テーブルランプではこれをウォールナットとオーク製の上質な木製スタンドに組み合わせ、美しいアンビエントライトとして成立させました。




現在LYFAのコレクションはスカンジナビアリビングの「東京フラッグシップストア&ショウルーム」で実際に見ることができます。
LYFAが創り出す美しい光を体感してみてはいかがでしょうか。
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